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グレート・ザ・歌舞伎町写真集「どうも」
¥6,600
“東洋の神秘 ”と謳われた名プロレスラー「ザ・グレート・カブキ」と、東洋イチの繁華街として名高い「歌舞伎町」をドッキングした名を冠する写真家、グレート・ザ・歌舞伎町。(ちなみに、ザ・グレート・カブキ本人からその名を拝借することは了承済み) ザ・グレート・カブキのポートレートから始まる新作は、コロナ禍から東京オリンピック2020、都知事選や国政選挙、故・安倍晋三元首相の国葬まで。令和という時代に刻まれる忘れがたき事象が連なる一方で、北島三郎が大衆を熱狂させたコマ劇場跡地に建設されたゴジラビル、東急歌舞伎町タワー、ブロックパーティー、トー横キッズ、ハイジアのプールなど。路上と中空の視点から切り取られた歌舞伎町という街の変貌と今が、先に記した “ 日本の忘れ形見 ” にクロッシングする。 そして、絶対的に変わらないこと。継続して追いかける人物や伝統芸能、ハレの景色と祭の断片が句読点のように時代と街を繋ぎとめていく。 「写真家はつねに時代を面白く見て、時代と共生していくものだと思っています」 (『美術手帖』No.1098 グレート・ザ・歌舞伎町インタビューより) どうも—— 。軽やかに時代と交わるグレート・ザ・歌舞伎町。ドキュメンタリーとひと言では括れない、連なる写真の面白さ。あわよくば、あなたなりの面白がり方も本作を通して見つけてもらえたら幸いです。 A4判 ・ハードカバー上製本・128ページ 価格 6600円(税込)・2023年7月27日発行・初版500部 題字=飯田団紅(切腹ピストルズ) 装丁/デザイン=鵜飼悠太(Document Marker) 編集=仲田舞衣 発行=DOUMORI PUBLISHING
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グレート・ザ・歌舞伎町写真集「Great The Kabukicho」
¥7,020
SOLD OUT
歌舞伎役者を模したルックスで人気を博し、“東洋の神秘”と謳われてアメリカでも活躍した名レスラー「ザ・グレート・カブキ」(現在は飯田橋で居酒屋を経営)。東洋一の繁華街として名を馳せ、今尚、合法と非合法が入り乱れる“眠らない街”「歌舞伎町」。 本人は「何の意味もないけれど」と断るが、上述のふたつの名を“強引”にドッキングした名を冠する写真家、グレート・ザ・歌舞伎町の遅すぎたデビュー作とも言える写真集「Great The Kabukicho」。 本作は主に、2000~2015年にかけて撮影されました。皇居前広場から福島第一原発へ。六本木の米軍基地、恐山、後楽園ホール、闘犬、刺青、暴走族、デモ、御柱祭、バーニングマン、鬼、ダライ・ラマ14世、リー・ペリー、皆既日食、若松孝二、東日本大震災、祝島、大飯原発、キューバ、北朝鮮、広島、富士総合火力演習…………。一見、脈略のない写真の連なりに見えますが、ページをめくるたびに脳髄を揺さぶるのは、現代ニッポンの凹凸とも言うべき“違和感”と“おかしさ”。 是非是非、本作を手にとって、ぶん殴られてみてください。 B5判ハードカバー/オールカラー/432ページ 装丁/デザイン=町口景 編集=仲田舞衣、山口源造 500部限定/2015年発行
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伊藤大輔写真集「RIO,FAVELA」私家版
¥3,000
SOLD OUT
――2007年と2008年の冬、僕が暮らすファベーラで激しい銃撃戦が起こった。そのあまりに激しい銃弾の音を間近で聞いて、生まれて初めて「死」を身近に感じた。普段は穏やかで美しいファベーラが一気に戦場と化すその姿。ファベーラの本当の恐ろしさを知った。もしかしたら「死」を身近に感じることのできる人間だけが、その反対の「生」をより濃く生きようとするものなのかもしれない(後書きより)。 予め断言させて頂きたい。この写真集はあくまで、きっかけの一つに過ぎない。伊藤大輔がリオ・デ・ジャネイロのファベーラ・バビロニアに居を構えて10年以上。彼はいったい、どんな落とし前をつけるのだろうか? 観察者ではなく、定住者の眼が捕らえた漆黒のモノクローム写真の数々。始まりの一冊、待望の写真集をリリース。 付録として、2016年3月17日~28日に開催された東京芸術劇場での展示(マグナム・フォトとの同時展)に合わせて撮り下ろされたリオ9景の特大PANORAMAポスター付き。 限定300部 A4版変型・モノクロ2色印刷・64ページ 造本=町口景(MATCH and Company Co., Ltd.) 編集=山口源造(doumoripublishing)
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